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STB設計の勘所 : Ⅲ.熱問題を発生させない設計編

ヒートシンクによる部品の冷却

before

冷却

セットトップボックス内にヒートシンクを配置して熱対策を行う場合は、風の対流に逆らう向きに配置するとヒートシンク上で暖かい風が滞留して逆効果になります。また、ヒートシンクの近くに発熱部品を配置すると、暖かい空気がヒートシンクに流れ込み更に温度を上昇することになります。ヒートシンクの周りにそれ以上高い部品を配置することも空気の対流を妨げることになります。

ビフォーアフター
after

冷却

セットトップボックス内にヒートシンクを設置する場合は、ヒートシンクの溝を対流の方向に向けて風が流れるようにします。ヒートシンクの周りには発熱する部品は配置せずに、もし配置する場合はある程度の距離を置くようにします。ヒートシンクの熱効率を上げるため、ヒートシンクの周りには高い部品を配置しないようにし、特に電解コンデンサなどは配置しないことがポイントです。

ヒートシンクによる熱対策は一般的ですが、ヒートシンクの使い方によってはヒートシンクが発熱体になることもあります。ヒートシンクを使用するときには、目的にあったヒートシンクの形を選び、部品配置やヒートシンクの向き等も考慮して構造を決定することが大切です。